Kinectを使った障害者の活動支援ソリューション



せっかく取材させてもらったんですが、掲載媒体がないので個人ブログで書くことに。

取材したのは、東京大学先端科学技術研究センターと日本マイクロソフトが共同開発した、重度障害者支援用ソリューションの『OAK(オーク) – Observation and Access with Kinect 』。

OAKは、Kinectの顔や手の認識機能を使って仮想の“エアスイッチ”を設定。脳性まひや脊髄性筋萎縮症など、指先だけしか動かせなかったり、目を閉じることしかできないような重度の障害のある人でも、スイッチングなどの作業ができるというもの。

従来はこういったスイッチング作業は物理ボタンで行なっていたが、スイッチを固定する必要があり、単純なオン・オフのスイッチだけでも重度障害者が扱うにはなかな大変な作業。これがOAKなら、たとえば目を閉じるという動きをスイッチに割り当てておけば、たと顔の場所が移動したとしてもKinectが顔認識をして、ちゃんとスイッチングが行なえる。

10月3日にはマイクロソフトで発表会、10月5日から7日にはキッザニア東京で体験会を開催。実際に重度肢体不自由・重複障害をもつ子どもに体験してもらうデモンストレーションを行なった。

デモンストレーションでは、指先を数センチすか動かせないようなストレッチャーを使った子どもでも、問題なくスイッチング作業が行なえていた。

 



現在はオン・オフのスイッチングだけだが、スイッチを増やしたりソフトウェアキーボード化をすすめれば、こういった重度肢体不自由・重複障害をもつ子どもたちでも、胆汁作業だけでなく、コミュニケーションやゲームといったことができるようにもなりそうだ。


オイラがすごくいいいなぁと思うことは、こういったソリューションがKinectを使うことで安く作れるってこと。実はKinectにスゴイ注目というか期待してるのですオイラ。

『OAK』もハードウェアから開発をしていたら、開発費がいくらあっても足りないし、すぐに商品化とはいかないと思うが、Kinectを使うことでソフトウェアの開発だけですむ。めちゃくちゃエコシステム。

昨年、今年と取材したImagineCupでも、リハビリシステムや自動追跡システムなんかにKinectをつかったソリューションがいくつか発表されていた。Kinect使うと、いろいろとおもしろいことができるなぁと。

 



それと、Kinectがはやくウィンドウズマシンに組み込まれないかなぁと思う。Windows8の新しいUIって、タブレットでの使い勝手がよく考えられてるんだけど、これ大画面で離れたところをエアーで操作しても、同じ使い勝手なんじゃね?と思うわけです。

現在のタッチPCの最大の欠点て、そばに行かないとタッチ操作ができないこと。でも20インチ後半とかの大画面ディスプレーを手が届く距離に置かないでしょ普通。
これがKinectでエアー操作でるなら話は別。もっと大型ディスプレーにして、リビングのテレビがわりに置いても良いわけで。

多分、Kinect標準搭載のPCが普及し始めたら、PCってまた変わると思いますよ。

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